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年金は何歳からもらうとお得か?繰り上げ・繰り下げ受給の分岐点早見表を作ってみた!

      2017/07/01

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年金は何歳からもらうのが得か?

年金は何歳からもらえるのか、生年月日によって支給開始年齢は様々です。

しかし、現在50代の人の多くが65歳から受給開始と考えていいでしょう。

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年金受給開始年齢一覧早見表、年金はいつからもらえるのか?

年金受給開始年齢は65歳が原則ですが、受給開始年齢を60歳~70歳まで選ぶことができ、65歳より早く年金を受給することを、「繰り上げ受給」、遅く受給することを「繰り下げ受給」といいます。

繰り上げ受給の場合は、年金受給額が減額(最大30%)され、繰り下げ受給の場合は増額(最大42%)されます。(老齢基礎年金も老齢厚生年金も同じ)

年金を65歳より早くもらえば少なくなり、遅くもらえば多くなるというわけですね。

年金は何歳からもらうのが得か?

このことは誰もが気になるところです。

 

ところが、自分が何歳まで生きられるのかわからない以上、確実な答えは出ないでしょう。

しかし、おおよそのイメージはつかんでおいてもいいでしょう。

 

そこで、何歳から年金を受給して、何歳まで生きたら受給累計額はいくらになるのか?

繰り上げ受給、繰り下げ受給それぞれ早見表を作ってみましたので、参考にして下さい。

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繰り上げ受給の分岐点

繰り上げ受給の場合は、どれだけ減額されるのか下記のとおり計算されます。(1ヵ月単位)

減額率=0.5%×繰上げ請求月から65歳になる月の前月までの月数

【繰り下げ受給増額率早見表】

請求時の年齢 0カ月 1カ月 2カ月 3カ月 4カ月 5カ月 6カ月 7カ月 8カ月 9カ月 10カ月 11カ月
60歳 30 29.5 29 28.5 28 27.5 27 26.5 26 25.5 25 24.5
61歳 24.0 23.5 23.0 22.5 22.0 21.5 21.0 20.5 20.0 19.5 19.0 18.5
62歳 18.0 17.5 17.0 16.5 16.0 15.5 15.0 14.5 14.0 13.5 13.0 12.5
63歳 12.0 11.5 11.0 10.5 10.0 9.5 9.0 8.5 8.0 7.5 7.0 6.5
64歳 6.0 5.5 5.0 4.5 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5

単位:%

※繰上げ受給の年金累計額が、通常通り65歳から受給した場合の累計額に追い越される分岐点は16年8ヵ月です。

  100%÷0.5%=200ヵ月=16年8ヵ月

  • 60歳から受給・・・76歳8ヵ月
  • 61歳から受給・・・77歳8ヵ月
  • 62歳から受給・・・78歳8ヵ月
  • 63歳から受給・・・79歳8ヵ月
  • 64歳から受給・・・80歳8ヵ月

【支給開始年齢別累計額早見表】

65歳支給開始で年間100万円受給できるとした場合の比較です。(1ヵ月単位だと多すぎるのでジャスト年齢のみ)

生存年齢 支給開始年齢別 累計額
60歳(30%減額) 61歳(24%減額) 62歳(18%減額) 63歳(12%減額) 64歳(6%減額) 65歳
60歳 70          
61歳 140 76        
62歳 210 152 82      
63歳 280 228 164 88    
64歳 350 304 246 176 94  
65歳 420 380 328 264 188 100
66歳 490 456 410 352 282 200
67歳 560 532 492 440 376 300
68歳 630 608 574 528 470 400
69歳 700 684 656 616 564 500
70歳 770 760 738 704 658 600
71歳 840 836 820 792 752 700
72歳 910 912 902 880 846 800
73歳 980 988 984 968 940 900
74歳 1050 1064 1066 1056 1034 1000
75歳 1120 1140 1148 1144 1128 1100
76歳 1190 1216 1230 1232 1222 1200
77歳 1260 1292 1312 1320 1316 1300
78歳 1330 1368 1394 1408 1410 1400
79歳 1400 1444 1476 1496 1504 1500
80歳 1470 1520 1558 1584 1598 1600
81歳 1540 1596 1640 1672 1692 1700
82歳 1610 1672 1722 1760 1786 1800
83歳 1680 1748 1804 1848 1880 1900
84歳 1750 1824 1886 1936 1974 2000
85歳 1820 1900 1968 2024 2068 2100
86歳 1890 1976 2050 2112 2162 2200

生存年齢における最高の累計額に黄色のマークをしてあります。

これによれば、60歳から受給開始した場合、71歳までは累計840万円で得しますが、72歳まで生きた場合は62歳以降で受給したほうが得になります。

80歳まで生きるとすれば65歳から受給したほうが累計1600万円で得になります。

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繰り下げ受給の分岐点

繰り下げ受給の場合は、どれだけ増額されるのか下記のとおり計算されます。(1ヵ月単位)

増額率=0.7%×(65歳に達した月から繰下げ申出月の前月までの月数)

繰下げ請求は、老齢基礎年金の権利発生(65歳)から1年を経過した日(66歳)より後に請求ができます。

【繰り下げ受給増額率早見表】

請求時の年齢 0カ月 1カ月 2カ月 3カ月 4カ月 5カ月 6カ月 7カ月 8カ月 9カ月 10カ月 11カ月
66歳 8.4 9.1 9.8 10.5 11.2 11.9 12.6 13.3 14.0 14.7 15.4 16.1
67歳 16.8 17.5 18.2 18.9 19.6 20.3 21.0 21.7 22.4 23.1 23.8 24.5
68歳 25.2 25.9 26.6 27.3 28.0 28.7 29.4 30.1 30.8 31.5 32.2 32.9
69歳 33.6 34.3 35.0 35.7 36.4 37.1 37.8 38.5 39.2 39.9 40.6 41.3
70歳 42.0                      

単位:%

※繰下げ受給の年金累計額が、通常通り65歳から受給した場合の累計額に追いつく分岐点は11年10ヵ月です。

 100%÷0.7%=142.85ヵ月=11年10ヵ月

  • 66歳から受給・・・77歳10ヵ月
  • 67歳から受給・・・78歳10ヵ月
  • 68歳から受給・・・79歳10ヵ月
  • 69歳から受給・・・80歳10ヵ月
  • 70歳から受給・・・81歳10ヵ月

【支給開始年齢別累計額早見表】

65歳支給開始で年間100万円受給できるとした場合の比較です。(1ヵ月単位だと多すぎるのでジャスト年齢のみ)

生存年齢 支給開始年齢別 累計額
65歳 66歳(8.4%増額) 67歳(16.8%増額) 68歳(25.2%増額) 69歳(33.6%増額) 70歳(42%増額)
65歳 100          
66歳 200 108.4        
67歳 300 216.8 116.8      
68歳 400 325.2 233.6 125.2    
69歳 500 433.6 350.4 250.4 133.6  
70歳 600 542 467.2 375.6 267.2 142
71歳 700 650.4 584 500.8 400.8 284
72歳 800 758.8 700.8 626 534.4 426
73歳 900 867.2 817.6 751.2 668 568
74歳 1000 975.6 934.4 876.4 801.6 710
75歳 1100 1084 1051.2 1001.6 935.2 852
76歳 1200 1192.4 1168 1126.8 1068.8 994
77歳 1300 1300.8 1284.8 1252 1202.4 1136
78歳 1400 1409.2 1401.6 1377.2 1336 1278
79歳 1500 1517.6 1518.4 1502.4 1469.6 1420
80歳 1600 1626 1635.2 1627.6 1603.2 1562
81歳 1700 1734.4 1752 1752.8 1736.8 1704
82歳 1800 1842.8 1868.8 1878 1870.4 1846
83歳 1900 1951.2 1985.6 2003.2 2004 1988
84歳 2000 2059.6 2102.4 2128.4 2137.6 2130
85歳 2100 2168 2219.2 2253.6 2271.2 2272
86歳 2200 2276.4 2336 2378.8 2404.8 2414

同じく、生存年齢における最高の累計額に黄色のマークをしてあります。

65歳から受給開始の場合、76歳までは累計1200万円で得しますが、77歳まで生きた場合は66歳以降で受給したほうが得になります。

 

繰り上げ受給、繰り下げ受給それぞれ見てみましたが、平均寿命から考えて見るのも一つの手ではあります。

2017年3月1日厚生労働省が発表した、日本人の平均寿命は男性80.75歳、女性は86.99歳だそうです。

たとえば、キリのいいところで男性は80歳、女性は86歳まで生きるとします。

その場合、早めにもらう繰り上げ受給は、80歳まで生きた場合、男性も女性も損ということになります。

女性の場合は、86歳ですから、70歳から繰り下げ受給したほうが得ということになります。

しかし、繰り返しますが、何歳まで生きるかは誰にもわかりませんから、確実な答えはありません。

「一度支給額が決定すると、変更はききませんから、慎重に!」とは言っても賭けみたいなもんですよね。

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