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老後の不安ランキング!アンケートによる調査結果でわかった現役と高齢者の差

   

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老後の不安は今の時代多くの人が抱えているでしょう。

特に50代ともなると老後がリアルなものとして迫ってきます。

老後の不安といっても、健康に関することから、老後資金の問題、家族の介護の問題、相続の問題、趣味などどのように老後を過ごすかなど、様々な不安がありますね。

そこで、今回は老後の不安について「特定非営利活動法人 老いの工学研究所」というがNPO法人行った「高齢期への備えに関する調査」という調査結果をご紹介します。

この調査は41歳~86歳のうち男性159名、女性87名の合計246名に対してインターネットや郵送で行ったものです。

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老後の不安ランキング!アンケートによる調査結果(高齢期への備えに関する調査)

「高齢期への備えに関する調査」の結果は以下のとおりですが、興味深いのは65歳未満(144 名、平均 50.4歳)と、65歳以上(102 名、平均70.1歳)に分けて分析されているところです。

つまり、現役世代と年金受給世代によってどう感じているかのおおよその傾向がつかめるということですね。

質問内容は「高齢期に心配なこと、恐れをかんじるもの」について、20項目の中から選択して複数回答したものです。

【高齢期に心配なこと、恐れをかんじるもの(複数回答可)】

ランキング順位 65歳未満 65歳以上
1 身体能力の衰え 83% 身体能力の衰え 72%
2 親の世話や介護 64% 認知症 66%
3 認知症 63% 家の周辺環境 53%
4 孤独や寂しさ 53% 大きな病気やケガ 53%
5 やることがない状況 52% 外見の衰え 38%
6 家の周辺環境 50% 親の世話や介護 38%
7 大きな病気やケガ 49% 自宅の老朽化など 35%
8 年金の受給額 45% 配偶者の死 34%
9 蓄えの少なさ 45% 転倒や事故 32%
10 配偶者の死 32% 家事の煩わしさ 31%
11 外見の衰え 32% 地震などの災害 25%
12 家事の煩わしさ 31% 自分の死 24%
13 自宅の老朽化など 28% やることがない状況 23%
14 自分の死 27% 蓄えの少なさ 21%
15 転倒や事故 20% 孤独や寂しさ 21%
16 親の死 20% 年金の受給額 16%
17 子供の状況 18% 子供の状況 15%
18 お墓 12% お墓 15%
19 地震などの災害 12% 相続 13%
20 相続 9% 親の死 3%

http://oikohken.or.jp/seminar/014.pdf

調査結果から読み取れるのは、「身体能力の衰え」「認知症」「家の周辺環境」「大きな病気やケガ」などは、65歳未満も65歳以上も上位にあり、あまり差異としては感じないレベルです。

ところが、「孤独や寂しさ」「やることがない状況」「年金の受給額」「蓄えの少なさ」は65歳未満のほうは45%~53%と約半数の人が恐れを感じていますが、65歳以上では16%~23%でせいぜい1/5から1/4レベルになっています。

私も65歳未満で想像するしかありませんが、ひょっとすると、人間関係やどのように過ごすかというのは、老人クラブなど、地域のコミュニティに参加したり、趣味を見つけるなどしてなんとかなるのかもわかりませんね。

年金の受給額ももらってしまえばこんなものかなって感じで、蓄えが少くてもなんとか生活は成り立つものなのかもしれません。

たとえば、学生から社会人になるときなど、就職する前は、就職できるかどうかやどんな職種に就くのか、給料はどれくらいになるのかなど、不安も多くあったのに、いざ就職してみたらなんとかなってしまったというように、何事もやる前は不安で、なってしまえばなんとかなるものなのかもしれませんね。

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このアンケートでは他に高齢期の備えとして重要なもの8項目について質問しています。

結果は以下のとおりです。

【高齢期の備えとして重要だ】

高齢期への備え 65歳未満 65歳未満
高齢期の備えとして重要だ 十分な状態だ 重要だが、対応できていない
(「重要だ」-「十分な状態だ」
高齢期の備えとして重要だ 十分な状態だ 重要だが、対応できていない
(「重要だ」-「十分な状態だ」
子供に心配をかけない環境で暮らすこと 91% 22% 69% 96% 38% 58%
老後に必要な資金を確保すること 95% 13% 82% 91% 57% 34%
一人でも自立生活ができるようにすること 84% 41% 43% 81% 35% 46%
友人との交流。趣味や楽しみを持つこと 83% 39% 44% 77% 50% 27%
死・葬儀・墓などに関する意向を伝えること 70% 17% 53% 77% 32% 45%
仕事や地域などで役割や居場所を持つこと 80% 35% 45% 68% 37% 31%
高齢期に適した住まいに住み替えること 52% 9% 43% 60% 28% 32%
資産を相続しやすい形にすること 34% 21% 13% 60% 49% 11%

この結果をみると「高齢期の備えとし重要だ」と感じる項目の順番は、65歳未満も65歳以上も概ね変わらず大差はなさそうです。

しかし、「高齢期の備えとし重要だ」から「十分だ」を引いた「重要なのに対応できていない」人の割合で差が出ています。

それは「老後に必要な資金を確保すること」で、65歳未満では82%が「重要なのに対応できていない」のに対して、65歳以上では34%とかなり減ってきます。

やはり、生活してみると老後資金の問題はなんとかなっていくのかもわかりませんね。

他の項目でも65歳以上では「重要なのに対応できていない」のポイントが低めになっています。

65歳以上で「重要なのに対応できていない」のTOP3は、「子供に心配をかけな い環境で暮らす」が58%、「一人でも自立生活ができる」が46%、「死・ 葬儀・墓に関する意向を伝える」45%となっています。

高齢になると自分のことより、周りに迷惑をかけたくないという気持ちが強まっていくのかもしれませんね。

老後の生活について不安があるのは確かなことですが、あまり心配しなくてもなんとかなるのかもわかりませんね。

でも、現役時代のうちにできるだけ老後資金の対策をしておくことは忘れにようにしたいですね。

病院で治療してもらうのも、老人ホームに入るのも、楽しい生活を送るのも、お金は必要であって、邪魔にはなりませんからね。

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