長生きしたくない若者が増えている？！心理や理由は？

2017/11/30 2019/03/17

長生きしたくない若者が増えている？！

長生きについて調べるため、ネットサーフィンをしていたら、「長生きしたくない若者が増えている」というタイトルの記事が目につきました。

若者が長生きしたくないと思う心理や理由はどんなものなのか？

気になったので調べてみたら、東京海上日動あんしん生命保険株式会社が2010年に実施したアンケート調査「“長生き”に関する意識調査」の結果を受けている記事が大半でした。

少し気になったので調べてみました。

抜粋したものをご紹介しますね。

この調査は、全国の25歳～65歳の男女832人にインターネットを使ってアンケート調査したもので、回答者の内訳は下記のとおです。

30代、40代、50代が25％ずつで合計75％、20代と60代が13％ずつで合計26％ですね。

Q.長生きはリスク、チャンスのどちらにあてはまるか？

長生きはリスク、チャンスのどちらにあてはまるか？

出典：http://anshin-gakuen.jp/library/research/pdf/20101026news.pdf

長生きはリスクと捉えている人が全体で68.3%と約7割、チャンスと捉えている人が、31.7%と約3割です。

私はリスクと感じてますが、チャンスと捉える人が約3割もいることは意外でした。

いったいどんなチャンスなんでしょうね？

アンケート結果には何がチャンス感じさせているのか記載されていませんでしたので、残念です。

20代の男性は「長生きしたいという願望がある」が少なく、「長生きにこだわりがない」人が多い。

なんとなく見えてきたのは、生きる気力というか覇気がない。

草食男子が増えているということかもしれませんね。

2016年の日本人の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳でと過去最高を更新し、4人に１人が65歳以上の高齢者となっている昨今。

年金不安、不景気、就職難、医療費の増大といった現状では、不安に感じることが、「お金」77.7％、「病気・入院」77.4％、「介護」62.6％がトップ3というのはうなずけますね。

若者が将来に対して心理的不安を持って、長生きしたいという願望が薄れるのも無理もないことですね。