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生命保険の選び方や見直しのポイントになる考え方

      2018/03/05

目次

生命保険の選び方や見直しポイントになる考え方

生命保険は不動産の次に高い買い物といわれていますが、見直すことによって毎月の保険料が安くなれば、老後資金を蓄えるうえで、大きな効果を発揮するでしょう。

今回は生命保険を見直すためになる俯瞰的な考え方についてご紹介しますね。

日本の生命保険の世帯加入率はなんと9割になるそうです。

ところが、その保険に加入するときには、不動産の次に高い買い物のはずなのに、不動産を購入するときほどの慎重さをもって加入した人は少ないのではないでしょうか。

アラフィフ世代の人は、生命保険のおばちゃんに勧められてなんとなく加入したという人も結構いると思います。

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そもそも生命保険になぜ加入するかというと、一家の稼ぎ頭が死亡したり、病気で入院したりしたときに、残された家族が路頭に迷わないように保障するためですね。

そして、下記のような考え方で、生命保険の必要保障額を計算します。

【残される家族に必要な支出見込額】【残される家族が受け取れる収入見込額】不足額必要保障額

必要保障額の考え方

そして、必要保障額を算出するのに、上の図(死亡保障ですが)の社会保障、企業保障、自己資産、その他収入見込みが関係するわけですが、社会保障と企業保障についてはなかなかなじみがないので知らないこともよくあるでしょう。

また、保障を考える場合にどんなリスクがあるのかも整理しておく必要があるでしょう。

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5つのリスクと3つの保障

保障

保障

リスクには死亡リスク、病気・怪我リスク、障害リスク、老後リスク、介護リスクと5つのリスクがあります。

そして、そのリスクに対して安心するために保障を得るのが保険です。

保険の必要保障額を考える際に①社会保障②企業保障③自己資産④その他の収入を引いてから民間の保険の必要保証額を考えましょう。

リスク社会保障企業保障民間保障
死亡リスク遺族年金(自営で子供がない場合一時金のみ)サ・公
死亡退職金・弔慰金
死亡保険
病気・怪我リスク

健康保険(高額医療費制度・傷病手当金、自営は高額医療費制度のみ)

サ・公
健康保険組合の付加給付
医療保険
障害リスク障害年金(障害厚生年金・障害基礎年金、自営は障害基礎年金のみ)サ・公
グループ保険から高度障害給付金
高度障害給付金
老後リスク老齢年金(老齢厚生年金・老齢基礎年金、自営は老齢基礎年金のみ)サ・公
企業年金・退職金
自営
小規模企業共済・国民年金基金・個人型確定拠出年金
個人年金
介護リスク介護保険サ・公
グループ保険から介護一時金・介護年金
民間介護保険

※サ・公・・・サラリーマン・公務員

そして、定年退職した後は老後リスク以外の企業保障がなくなると考えておいたほうがいいかもしれません。

わかりにくい表現で恐縮ですが、保険を考えるうえで、なんとなくあなたの頭の整理になれば幸いです。

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