何歳まで生きるつもりなのか?何歳まで働くのか?50代は男も女もそれが問題だ
2019/03/17
目次
何歳まで生きるつもりなのか?何歳まで働くのか?
50代ともなると、定年退職や老後の生活がどうなるのか、気になってきますね。
退職金がいくらもらえるのか?年金がいくらもらえるのか?老後破産しないために老後の貯蓄はいくらくらい必要なのか?
そんなことが気になって、いろいろ調べていくうちにあるポイントに気づきます。
それは、何歳まで働いて、何歳まで生きるのか?
それによって、老後資金が大きく変わってくるからです。
もちろん自分が何歳まで生きるかなんて誰もがわからないし、何歳まで働くのかもいつまで健康で働けるのかはハッキリしません。
そこでちょっと参考にするためにある調査結果をご紹介します。
インターネットサービスプロバイダのビッグローブ株式会社(BIGLOBE Inc.)が行った「年齢に関する意識調査」です。
年齢に関する意識調査
この調査は、インターネットを利用する人のうち、スマホを所有する全国の10代~50代の男女1,500人を対象に、2018年7月23日~7月25日にインターネットを使って行われました。
年代カテゴリは300人ずつ、性別カテゴリは150人ずつに、それぞれ分けて抽出しています。
生きたいと思っている年齢
出典:http://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2018/08/180830-1#01
「何歳まで生きたいですか?」という質問に対しての回答を見てみると、全体では平均77.1歳となりました。
厚生労働省が発表した2016年の日本人の平均寿命は、男性80.98歳、女性87.14歳ですから、男女とも比較して低いですね。
50代の30%が80~84歳を希望しており、平均がは80.2歳ということです。
平成28年簡易生命表によると、50代の平均余命は、50歳の男性が32.54年、女性が 38.21年ですから、男性82.54歳、女性88.21歳まで生きられそうです。
55歳の平均余命は、男性が28.02年、女性が 33.53年ですから、男性83.02歳、女性88.53歳です。
いずれも希望する年齢より長く生きる可能性があるということですね。
Sponsored Link老後に不安があるか
出典:http://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2018/08/180830-1#01
「老後に不安がありますか?」という質問に対して、全体で「ある」(48.7%)、「少しある」(33.9%)を合わせて、不安を感じている人が82.6%になっています。
老後の不安は、年齢を増すごとに上がっていって、10代で68.3%、20代で76.3%、30代で89.3%、40代で89.3%、50代ともなると90%の人が不安を感じています。
やはり、50代になると老後が現実味を帯びてきますから、無理もないですよね。
老後に関して不安に思うこと
出典:http://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2018/08/180830-1#01
「老後に不安に思うことは何ですか?」という質問に対しては、全体で「老後の資金」が76.9%、「年金制度」(68.8%)とお金に関する不安がで1位、2位に上っています。
3位は61.9%の「病気・怪我」ですが、50代だけ75.2%と突出しています。
やはり、健康というものが何歳まで働けるのかの鍵になりますしね。
病気でもすればたちまち働けなくなって、入院や通院など医療費もかかってきますから、健康は大きな関心ごとですよね。
仕事をリタイアしたい年齢
出典:http://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2018/08/180830-1#01
「何歳で仕事をリタイアしたいですか?」という質問は、10代から50代の働いている人、886人に対して行われ、それに対する回答は、全体では平均62歳でした。
50代の平均は65.6歳で他の年齢よりも高く、65歳~69歳でリタイアしたいと回答した人が34%もいました。
昨今は60歳で定年退職しても継続雇用制度で65歳まで働く人が増えていますよね。
だったら、65歳まで働いて、あとは年金をもらって暮らしてもいいようなものですけど。
やはり、定年退職が近くなり、老後資金や老後の暮らしを考えてみたときに、できるだけ長く働いたほうがいいことに気づくからではないでしょうかね。
やはり、老後のお金の不安は大きいですよね。
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