長生きしたくない心理や理由は?長生きするには何が大切?
2019/03/27
目次
長生きしたくない心理や理由は?
あなたは長生きしたいと思っていますか?
私の場合は、正直言って長生きしたいという感覚をあまり持っていません。
とは言っても、每日が辛くてすぐに死にたいとか、そんなわけでもありません。
それなりに楽しいことはありますし、まぁまぁ「こんなものかな。。。?」と思って生きています。
でも、どうして長生きしたいと思わないんだろ?
自分の心に手をあてて考えてみたところ、一番大きいのは健康です。
私は50代で、今は大して問題もなく、ほぼほぼ健康ですが、
60代、70代と歳を重ねていくと、どこか故障が出るんだろうなぁと思っています。
障害が出て足が動かなくなって、車椅子生活になったり、がんなど重い病気で入院生活が長くなったり。
介護を受けなきゃまともに生活できない状態になるようなら、やっぱり生きてて楽しくない気がするんですよね。
そこで、「長生き」について他の人はどんなリスクや不安があって、どう考えているのか調べてみたら、
ニッセイ(日本生命保険相互会社)が平成28年10月にインターネットでアンケート調査を行った結果資料がありました。
『「長生き」に関する調査結果について』という資料です。
回答者数は10,973名(男性:5,788名、女性:5,185名)で、
年代別には、20代8.2%、30代17.3%、40代27.4%、50代26.2%、60代14.6%、70代6.3%でした。
40代と50代がほぼ半数の50%、20代と30代で約25%、60代と70代で約20%という分布ですね。
「何歳から長生きだと思いますか?」という質問に対して、
「80歳以上」と答えた人が42%でトップで、「85歳以上」が20%、「90歳以上」が19.4%した。
出典:https://www.nissay.co.jp/news/2016/pdf/20161018.pdf
2016年の日本人の平均寿命が男性80.98歳、女性87.14歳ですから、
平均寿命からのおおよそのイメージかもわかりませんね。
「長生きしたいと思いますか?」という質問に対しては、
「思う」(24.1%)「まぁ思う」(22.2%)を足しても5割弱で半数に満たない結果でした。
「どちらともいえない」(30.5%)が3割。
私のようにあまり長生きしたくない派は、
「あまり思わない」(14.4%)「思わない」(8.8%)を足して2割強でした。
「長生きできると思いますか?」という質問に対しては、
「思う」(13.0%)「まぁ思う」(16.7%)を足しても3割にも達しませんでした。
出典:https://www.nissay.co.jp/news/2016/pdf/20161018.pdf
また
「長生きするために最も必要なことは何だと思いますか?」という質問に対して、
「健康管理」(77.8%)が断トツトップで、「節約・貯金」(6.9%)、「家族・友人等との会話」(4.1%)、
「趣味・習い事」(4.0%)、「ライフプランを立てる」(3.0%)、「地域活動・ボランティア活動」(0.5%)、
「その他」(0.9%)、「特に必要なことはない」(2.8%)となっています。
やはり、みなさん長生きするためには健康が大切と考えているんですね。
「長生きすることに不安を感じますか?」に対しては、
「とても不安」(17.4%)「やや不安」(37.0%)を合計すると54.4%となり半数以上が「不安」を感じています。
出典:https://www.nissay.co.jp/news/2016/pdf/20161018.pdf
「具体的にどのような不安がありますか?」という質問では、
「老後の生活費や医療費」など経済面での不安を選んだ人が66.1%で最も多く、
次いで「自分の健康・病気」(55.7%)、「家族の健康・病気」(26.6%)、
「自分の介護」(24.4%)、「家族の介護」(16.7%)と続きます。
興味深いのは、60代以上になると、「老後の生活費や医療費」よりも
「自分の健康・病気」の不安が逆転して健康面での不安のほうが上回っていますね。
60代になると、年金をもらい始める人も出てきますから、
年金の受給額も自分の貯蓄も限られてきますから、
「心配しても仕方がない」とあきらめというか開き直っているんでしょうかね?
出典:https://www.nissay.co.jp/news/2016/pdf/20161018.pdf
このように、調査結果を見てみると、
長生きすることに関して「健康」が一番大きな条件になっているようです。
「お金」も大きな不安ですが、健康であれば働くなどしてなんとかなりそうですからね。
ちなみに
「長生きして楽しみたいことは何ですか?」という質問もあったんですが、
「国内外旅行」がトップ(54.1%)で、次いで「特にない」(15.6%)が第2位でした。
出典:https://www.nissay.co.jp/news/2016/pdf/20161018.pdf
このように、楽しみたいことが特にないということも、
長生きしたくないという心理が働くのかもしれません。
長生きするには?
長生きするにはどうしたらいいんでしょう?
長生きするためのヒントがありましたので、ちょっとご紹介しますね。
- 元気に長生きしている人には、見習うべき習慣がある。
- 長生きのポイントは「バランスの取れた食事・運動・勉強」である。
- 腹八分目は長生きの習慣。
- よく噛んで食事をすれば、長生きができる。
- 長生きする人は、夕食は少なめで、朝食はしっかり食べる。
- 小食は、長生きのポイントである。
- 睡眠時間が短いと、寿命も短くなる。
- 人生で大切なのは、生きた長さより質。一生懸命に日々を生きる
- 愛の触れ合いのある生活を送ろう。
- 勉強家は、長生きできる。
- 旅行で脳を若返らせる。
- ボケ防止に手や指先を使って脳を活性化する
- 栄養摂取は、サプリメントを中心としない。
- 歩く距離の長さは、生きる人生の長さに比例する。
- 短命の人は、自分のためだけにお金を使う。
- 真面目な人は、ジョークが加われば、最高だ。
- 身内の死を研究し、自分の人生に生かす。
- 素直になることこそ、長寿のポイント。
- ペットを飼う人は、長生きできる。
- 定期的な健康診断は、必ず受ける。
- 酒は「百薬の長」であり「万病のもと」である。
- 油の多い食べ物を減らす。
- 水を積極的に飲む習慣を持つ。
- 抗酸化ビタミンを積極的に取る。
- 無理をして頑張ってしまうと、寿命を縮めてしまう。
- 冷えは万病の元である。
- 長生きできる人は「生きがい」を持っている。
- 気を長くすれば、寿命も長くなる。
- 争いをするのではなく、避ける。
- 長生きできない人は「もうダメだ」と悲観する。
まとめ
このように見てくると、健康というのは「長生き」するには、やはり大きな要素ですね。
しかし、いつまで健康でいられるかもわかりませんので、健康の心配をしても仕方ないでしょうね。
長生きするためには、食生活や運動、睡眠など生活習慣に気をつけるようにして、健康でいられるように努力すること。
そして、くよくよ考えたりして、ストレスを貯めないほうがいいでしょう。
それに、何か楽しみを見つけてハリのある生活を送ったほうが、長生きしてても楽しいですよね。
私も無趣味ですから、これから見つけていこうとは思っています。
それが見つかれば、長生きしたい派に変わるかもしれません。笑
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