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マイナス金利政策の意味とは?影響やメリット・デメリットをわかりやすく簡単に

      2016/03/21

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マイナス金利政策の意味とは?

日本銀行が今年1月29日、日本初となるマイナス金利政策の導入を決定しました。

マイナス金利と聞くと我々が銀行にお金を預金していてもマイナス金利で目減りするのでは・・・というイメージが頭をよぎりましたが、そうではなく、銀行などの金融機関が日本銀行にお金を預けるときに使用する口座「日銀当座預金」にマイナス金利を実施するということのようです。

その金利は-0.1%。

その狙いは金融機関が日本銀行にお金を預けていても、マイナス金利のため利子をとられることになるため、金利収益を得るため企業や消費者に貸し出したり、他の投資に回すようになるであろうということです。

そのため、市場にお金が回るようになり、企業がお金を借りて設備投資をしたり、新規事業に投資したり、個人では不動産を購入したり、住宅を建てるなどして景気が活況になることを狙っているわけです。

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日本銀行のマイナス金利政策の影響は?

日本銀行のマイナス金利政策の影響は?

マイナス金利のメリット

マイナス金利政策によって銀行などの金融機関が積極的に貸出を行う動きになるため、企業が事業資金などで借りるお金や、個人が住宅ローンなど借りる時の金利が低くなるため市場が活気づくと思われます。

マイナス金利のデメリット

マイナス金利政策で考えられるのは、銀行に預けている預金がマイナスにはならないまでも金利が低く抑えられると思われます。

また、長期金利低下の影響によって、経営が苦しくなった銀行や生命保険会社が手数料アップや預金金利や配当金の減少など消費者にしわ寄せが回ってくるかもわかりません。

国債でまかなっている年金資金の運用益も減少すると思われますので、長期的に低い利率となると年金も減らされるかもわかりません。

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マイナス金利政策発表の影響

日本銀行が導入を決めたマイナス金利の影響が早くも広がり始めています。

  • 大手銀行が相次いで預金金利の引き下げを決定
  • 国債などで運用する投資信託MMFを扱う国内の資産運用会社全11社が、新規募集の停止決定
  • 長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の利回りは、2月5日の東京債券市場で年0.020%まで下がり過去最低の水準に
  • 国債利回りの低下を受け、メガバンク3行は預金金利の引き下げ決定
  • 2月5日の長期金利が0.020%まで低下して過去最低を更新

しかし、調べていたら面白いことを発見しました。

マイナス金利が適用される日銀当座預金ですが、日銀当座預金残高すべてに適用されるわけではない、ということのようです。

マイナス金利は2月16日から実施されるそうですが、その時点で日銀当座預金残高全体で260兆円あるそうですが、金利は全体一律ではなく0.1%、0%、-0.1%と分かれているそうです。

マイナス金利が適用されるのは260兆円のうちのわずか10兆円ということのようです。

1年後日銀当座預金が80兆円増額されますが、マイナス金利が適用されるのは10~30兆円くらいだそうです。

その他210兆円が金利0.1%で利益が出ていますから、なんとなく銀行にとっては痛くも痒くもないイメージです。

銀行はかなり守られている感がありますね。

金利 日銀当座預金残高
2月16日 1年後
0.1% 210兆円 210兆円
0% 40兆円 100~120兆円
-0.1% 10兆円 10~30兆円
合計 260兆円 340兆円

いずれにしても、マイナス金利政策によって、企業に対する融資金利も低くなりますし、預金金利も下がり預金していても金利はゼロに近いから市場にお金が多く出回れば活気づくことはあるでしょうね。

マイナス金利政策の住宅ローンへの影響

庶民にとって影響が大きいのは住宅ローン。

住宅ローンの金利も下がり始めています。

2017年4月の消費税アップ(8%→10%)も手伝って住宅や不動産購入の後押しになりそうですね。

それから、住宅ローンの借り換えも有利になります。

老後資金を少しでも用意するために、住宅ローンの借り換えはかなり有効な手段ですから、検討してみてはいかがでしょう?

ただし、借り換え手数料などの諸費用もかかりますから、慎重に検討しましょう。

住宅ローンには変動金利と固定金利がありますが、金利が低い時はできるだけ長期固定で借りるのが有利です。

日本銀行のもくろみどおり、マイナス金利政策によって市場が活気づき景気が上向けば金利は上がりますから、それまでが借り換えのチャンスでしょう。

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