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老後資金はいくら必要?5000万円?3000万円?2000万円?1000万円でも暮らせる?

      2017/09/24

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老後生活を送るのに、いったいいくらお金が必要なのか?すごく不安で気になりますよね。

老後に必要な資金は2000万円必要とか3000万円とか5000万円必要とか、様々な説があってわかりにくいですね。

1000万円でも暮らせるという人もあります。

いったい、どれが当たりなんでしょうね。

結局のところ、年金をどれくらい受給できるのか?何歳まで生きるのか?家族構成はのうなのか?など、人それぞれですからわからないというのが正解でしょうけど、少しでも考え方のヒントになればと思い調べてみました。

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老後資金が足りない!?

公益財団法人 生命保険文化センターが18~69歳の男女4,056人に調査した「生活保障に関する調査 平成28年度」によると、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考えられている最低日常生活費をみると、平均額は月額で22.0万円、経済的にゆとりのある老後生活を送るためにはプラス12.8万円で34.8万円必要ということです。

ということは、おおよそ22万円が必要生活費というように考えているわけですね。

これは、あくまでアンケートです。

実際の生活実態はどうなのか?

下図は総務省統計局が行った「家計調査年報(家計収支編)平成28年(2016年)」という調査報告の中で、高齢夫婦無職世帯の1ヵ月の家計収支の平均を表した図です。

無職ですから、ほぼ年金収入のみということです。

高齢夫婦無職世帯の家計収支 -2016年-

高齢夫婦無職世帯の家計収支 -2016年-

 

これによると、実収入は212,835円(社会保障給付193,051円=年金給付)です。

支出は、消費支出237,691円+非消費支出29,855円(直接税、社会保険料)=267,546円です。

先程の「生活保障に関する調査 平成28年度」の老後生活の最低日常生活費と考えられる22.0万円と大きくかけ離れていますね。

調査対象が18~69歳ということで、年金暮らしではない人も含まれますから、想像でしかないということですね。

話を戻して、高齢者無職世帯は、212,835円(収入)-267,546円(支出)=54,711円が毎月不足分ということですね。

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老後資金はいくら必要?

それじゃぁ老後資金にいくら必要なのかという話なんですが、それは何歳まで生きるかによってちがってきます。

仮に平均寿命まで生きるのか?それとも長寿リスクともいわれる90歳とか95歳まで生きるのか?

夫婦2人が同時に亡くなるわけではないでしょうけど、話が複雑になるので単純化して計算してみますね。

平均寿命まで生きた場合

平均寿命は 男性80.98歳で女性87.14歳です。

仮に65歳から年金を受給して男性の平均寿命おおよそ81歳まで生きるとすると、16年間です。

54,711円x12ヵ月x16年=10,504,512円で、おおよそ1,050万円必要です。

同じように女性の平均寿命おおよそ87歳まで生きるとすると、22年間です。

54,711円x12ヵ月x22年=14,443,704円で、おおよそ1,444万円必要ですね。

90歳とか95歳まで生きた場合

90歳まで生きた場合は、65歳から25年間です。

54,711円x12ヵ月x25年=16,413,300円で、おおよそ1,641万円必要です。

95歳まで生きた場合は、65歳から30年間です。

54,711円x12ヵ月x30年=19,695,960円で、おおよそ1,969万円必要です。

老後資金必要額は5000万円?3000万円?2000万円?1000万円でも暮らせる?

ここまでであれば、おおよそ1000万円から2000万円あれば足りそうですね。

しかし、60歳で定年退職してから64歳までは年金受給できません。

60歳から64歳の4年間を無収入で過ごす場合は、その間生活費も計算に入れなければなりません。

ところが、それだけで済めばいいですが、介護費用や住宅リフォーム、結婚資金援助などの予備費も見込んでおいたほうがいいかもしれません。

予備費についても人それぞれでまったく読めませんので、仮に年間20万円見込んでおきます。

それに、先程の経済的にゆとりのある老後生活を送るためのプラス12.8万円を入れたらどうなるんでしょう?

文章ではややこしくなるので、表にしてみました。

単位:万円 81歳 87歳 90歳 95歳
65歳から年金受給 1,050 1,444 1,641 1,969
60歳から64歳無収入 1,140 1,140 1,140 1,140
小計 2,190 2,584 2,781 3,109
予備費 20万円/年 400 520 580 680
小計 2,590 3,104 3,361 3,789
経済的にゆとりのある老後生活を送るためにはプラス12.8万円 256 332 371 435
総合計 2,846 3,436 3,732 4,224

 

それぞれの年齢までゆとりある生活をしようとすれば、総合計で3000万円から4300万円くらいは必要になりますね。

老後資金必要額が5000万円、3000万円、2000万円といろいろ言われるのもわかりますね。

定年退職後60歳から64歳に、何か仕事をして年収300万円くらい稼げば、1200万円負担が軽くなります。

やはり、身体が健康で働けるうちはできるだけ働いたほうがいいでしょうね。

そうすれば、年金の繰り下げ受給もできて、後々の年金額も増えますしね。

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